こんにちは。
新明和 次郎です。
今日はiOS端末を管理する場合に必ずと言ってもいいほど出てくるキーワード【監視モード】について解説したいと思います。
『監視モード』を簡単に説明すると、企業が従業員の端末をより細かく制御するために必要なモード(設定)のことです。
MDM製品によるポリシー設定をしたことがある方は、各制御項目の横に「監視対象のみ」という記載を見たことがあると思います。一例としてBlackBerry UEMのITポリシー画面をお見せします。
赤枠で囲ったものが、端末を監視モードにしないと設定できないポリシーです。こう見るとほとんどの項目が監視モード必須になっていますね。端末の遠隔ロックやリモートワイプなどは監視モード無しでも利用できますが、端末により詳細な制限を加えたい場合は、監視モードは必須といっても良いでしょう。
【監視モードに設定する方法】
まず、前提条件として端末の初期設定時に設定することが必要です。
(後で変更することはできません)
iOSを監視モードにする方法は、2通りあります。
①Macに繋いでApple Configurator 2で設定する
②Device Enrollment Program(DEP)を使って遠隔で監視モードに設定する
初期設定時が条件なので、導入時のポリシー設計が重要になってきます。
私個人としては、管理者DEPを利用して監視モードの設定とMDM(BlackBerry UEM)への自動登録をおすすめしています。
もちろんBlackBerry UEMはこのおすすめ構成に対応していますよ!
以上
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